ペット保険って必要?【いざというときの安心ペット保険】

犬は10年以上、猫は12年以上の寿命を持っていると言われています

 

ペットを飼っている家庭では愛犬、愛猫、愛鳥が生活の中に居てくれるおかげで優しくなれたり、家族の笑顔を増えたりと家族の一員として大事な存在になっている事が多いものです。私たちが加入する保険は日ごろの生活の中でケガをしたり、入院したり、死亡したときに以後の生活を維持したり残された家族が生活を維持するために安心が持てる仕組みです。ペットに対しても同じくペット保険が存在していてケガをしたり病気になってしまったときに利用できるものです。

愛犬は平均すると10年以上、長生きしてくれる子だと20年近くの寿命があります。愛猫も同じく長いと20年近く元気な子もいます。できるだけ健康で長生きしてほしいものですが、途中で事故にあったり病気をしたりする不安を減らす保険について解説します。

 

ペットには私たちのような健康保険が無いので実費負担になってしまう

 

人には健康保険があるので病院にかかっても何割かを負担すればよいので高額な請求を避けられますが、ペットには健康保険が無いので動物病院にかかると実費全額負担になってしまいます。特殊な事になるとかなり高額になってしまうこともあります。4千円~1万円の範囲が多いですが重症だと4万円前後になることもあります。1回で済まない事もあるので何度も通うと負担は更に増えてしまいます。

 

動物病院の治療費例
A病院 B病院 C病院
初診料 1200円 1500円 1500円
レントゲン検査 4800円 2000円 3000円
犬避妊手術 40700円 23500円 40000円

 

頻度の高めの治療を比較しましたが均一ではありません。受診する病院によって違いがあるので近くの動物病院が高額な病院だと苦労するかもしれません。実費で何度も通うような治療をしたりすると飼い主の負担も相当なものとなります。生まれて亡くなるまで健康なままで長生きしてくれると一番ですが、ペットも私達と同じ生き物なので、いつ病気になってしまうかわかりません。もし病気になったら治してあげたいと思うでしょう。

 

若年層と高齢層に注意したい動物の病気

注意したい動物の病気

ペットを迎え入れてから注意したいのが産まれてすぐに飼い始めた子供の頃、年齢を重ねて高齢になってきた頃です。最初に飼い始めた頃に子供だと抵抗力が低い、環境に慣れるまでの間に体調を崩す事があります。ネット検索をすると多くの症状に対する解説があるのですが、元気がない状態が続いたり下痢をしたりすれば病院に連れていく事が優先です。

加齢が進むと人間でも若い頃に比べて抵抗力が落ちたり免疫が落ちて病気をしやすくなってきます。地球上の生き物は生まれてから年月が経過していくごとに老化していくものなので自然の事ですが、ペットも人間同様にできるだけ健康寿命を延ばしていくほうが良いですよね。そう考えるとペットと一緒に生活をするということは、人間と同様にいつも健康かどうかをチェックして、問題があるなら治療する必要があることは忘れてはいけません。

 

高齢になるほど人間と同じく癌などの疾患も考慮

 

私達の身体も年齢を重ねて高齢になればあちこち悪くなってきます。癌や持病など重い病気にかかる事もありますよね。しかし現代の医療は発達してきているので治療すれば根治する病気も多いものです。これは愛犬や愛猫も同じことです。せっかく動物病院で治療すれば治るものを、高額になるからと諦めるのはつらいでしょう。そのための保険でもあるのです。

 

ペットによって生涯治療費に個体差が相当あるものです

ペットによって生涯治療費に個体差

 

愛犬や愛猫をはじめ爬虫類であっても個体差があります。私達のまわりでもあることですが、Aさんは幼い頃からいくつかの病気をしてしまって何度も入院を繰り返すということもあればBさんは高齢になっても病気一つしたことがないという事もありますよね。大病をしないのなら病院にお世話になる機会もほとんどないでしょう。

対して生まれつき身体が弱かったり、たまたま癌になってしまったりすれば治療をする必要があるので全く病気をしない人に比べると医療費も高くなるし病院に行く経費も多くかかります。病気になってしまうと日ごろの生活でも必要なものが増えたりすることもあるので想像する以上にお金がかかることもあるでしょう。

 

ポイントは長い年月の医療費トータルを考えるかどうか

 

ペット保険は毎月の支払いは私達の生命保険や医療保険に比較すると高額にはならないように配慮されています。例えばe-petのペット保険だと以下のような料金設定になっています。比較的安価な価格設定になっているので毎月の負担がかなり低くなっています。

犬の保険・猫の保険なら初回ケガ全額補償【e-ペット50・70】を例にすると、1000円台から3000円程度の価格でペットの保証を受ける事ができます。ペット保険も私たちの保険と似ていて愛犬や愛猫の年齢や保証内容によって変わりますが、私たちの保険料は保証を大きくすると高額になりがちですがペット用は多くが数千円程度になっているので気軽に入りやすく配慮されています。

 

ペット保険の解説画像
©e-ペット

 

  • 2歳小型犬でe-ペット保証70クラスの場合3660円
  • 2歳小型犬でe-ペット保証50クラスの場合2810円
  • 2歳猫でe-ペット保証70クラスの場合1920円
  • 2歳猫でe-ペット保証50クラスの場合1560円

 

愛犬と愛猫の違いで価格差は出ますが小型犬で保証がしっかりしている70クラスでも3000円を超えていないので保険料が高すぎて保険にはいるのを断念しないように配慮してくれています。毎月の保険金の違いは保険会社によって差がありますが、ここで例にしているe-ペットだと保険金を支払ってもらう時の負担額に違いがあります。

 

保険は自己負担額と保証内容をチェック

e-pet保険の補償割合
©e-ペット保険

 

犬の保険・猫の保険なら初回ケガ全額補償【e-ペット50・70】ではe-ペット70と50に分けられています。この保険の違いは補償割合です。入院や治療に関する保険金を受け取れるのは同じですが、自己負担比率に違いがあります。

ペット70なら自己負担は30%で補償額が70%です。ペット50なら半額50%が負担額になります。なので保険費用が少し上がるけれど70にしておけば大きな治療費になったときに負担額が少ないので助かるというわけです。年間60万円まで補償されるので保険金を払うほうが断然安いという事も起こるのです。

 

ペット保険がどこの病院でも使えるの?簡単に?

 

ペット保険は多くの動物病院で使う事ができます。ペット保険を使うには日ごろから保険会社と契約をして、保険有効な状態にしておく必要があります。ペット保険会社により決まりがあるので各社のホームページを確認して契約しましょう。多くの場合、ペット保険会社のホームページから入会の申し込みを行って契約が完了します。

申し込みをしてから半月~1ヶ月後程度から保険が有効になる事が多いので余裕をもって申し込みするほうが良いでしょう。実際に保険金の支払いについては、保険対応の支払いに関して動物病院で支払いをしてから請求書等を添えてペット保険会社に請求するという形が多くなっています。

ペット保険会社によって少し違いがあるので契約時に万が一の時に保険金をどう受け取るのか、補償内容はどうなっているかを契約書でチェックしておくことを忘れないようにしましょう。

 

ペット保険の待機期間ってなに
ペット保険の待機期間
©e-ペット

 

犬の保険・猫の保険なら初回ケガ全額補償【e-ペット50・70】は待機期間が長くないのでe-ペット保険を例にすると、e-ペット保険は初回のみ(ペット保険をホームページから申し込みをした最初だけ)15日だけ待つ仕組みを設けています。この期間の間、愛犬や愛猫が元気かどうかを確認するだけなので、15日たてば正式に保険が有効になります。

難しく考えることではなく保険に入会してから16日目以降の保険対応の治療代金は補償対象となると覚えておけば良いでしょう。なので早めにペット保険に加入しておくことが大事になってきます。入会して10日目でも15日目でも保険が出ないですが16日目以降は出るので、愛犬や愛猫が健康で元気なときに早めにペット保険に入会しておくと安心です。

 

ペット保険に加入するメリットとデメリットを知って賢く利用

 

ペット保険に加入するメリットは保険金が受け取れる事で治療費が高くて困るのを減らせることです。病気が多くて治療代に困る例としては、普段は持病もなく健康だけれど風邪をひきやすいとか、環境の変化で一時的に体調を崩したとか、短期で見た時に何度も病院にかかったりすると回数に応じて治療費が多くなって支払いに困るという時に助かるでしょう。

動物病院では健康保険といった人間用の保険があるわけではないので実費になりますから支払額が大きくなるケースもあります。そう考えるとペット保険に入っておけば負担額だけ支払えば残りは保険でまかなえます。

ペット保険のデメリットは一切病気をしない場合もある点でしょう。毎月の保険料を支払っているのに、保険を全く使わなかったというなら保険金の支出だけをするわけなのでデメリットです。

 

愛犬愛猫にペット保険がかかっているという愛情

 

ペット保険は私たちの生命保険や医療保険に比較すれば高額ではないですが毎月数千円は必要になります。しかし現実として動物の治療費は私たちが保険をかけていないと全て実費になってくるので実際の治療費は手術を伴うものならすぐに10万円を超える事も想定しなければなりません。

重篤な治療でなければ高額にはならないものですが、生き物なのでいつ癌になったり事故にあったりするかもわからないものです。いざというときに保険に入っていないと出費が大きくなってしまい決断するのに躊躇するかもしれないですよね。安心のためにも自分達でペット保険を考えていくのも愛情でしょう。

 

記事中で使用しているペット保険会社のホームページ

今回記事中で使用しているペット保険会社のホームページは以下になります。詳細はペット保険会社のホームページで確認することができます。ペットに合った保険を選択することをお奨めします。

記事で解説しているペット保険会社ホームページ

 

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